クーラーの設定温度を上げても、それでも以前より涼しい。お客様にも大好評です。
ロコスポーツ湘南について
ロコスポーツ湘南は茅ヶ崎市の「地域密着型スポーツクラブ」です。設立は2004年。駅から3分という好立地にあり、現在、会員は3000人を超えています。
※この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています。
※取材日時：2019年8月
ロコスポーツ湘南は茅ヶ崎市の「地域密着型スポーツクラブ」です。設立は2004年。駅から3分という好立地にあり、現在、会員は3000人を超えています。
※この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています。
※取材日時：2019年8月
ロコスポーツ湘南は今回、どんな外壁塗装をしたのでしょうか。
ロコスポーツ湘南では2019年7月に、ゴルフレンジ棟の屋根をトリプルコートを使って塗り替えました。塗装の概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 工期 | 1ヶ月半 | ●周囲に足場を敷設 ●警備員も充当 |
| 塗装中の営業制限 | なし（全棟で平常どおり営業） | |
| 塗装箇所 | ゴルフレンジ棟の屋根全体 | 650m² |
今回の塗り替えの目的は「建屋のメンテナンス」と「会員の快適性向上」の2点です。
塗り替えた理由1．「建屋のメンテナンス」とは具体的には。
ゴルフレンジ棟の外観
当クラブの敷地には、もともと地元の食品会社がありました。今回、塗り替えを行ったゴルフレンジ棟は、2004年に完成。築15年が経ちました。
2019年の時点で、建物は長年、風雨にさらされたせいか、腐食し、サビなどが出てきて、このままでは小さい穴(ピンホール)や細かいひび割れ(クラック)が入ったりする恐れがあり、メンテナンスのためにも屋根の塗り替えが必要でした。
塗り替えた理由2．「会員の快適性向上」とは具体的には。
ゴルフレンジ棟は金属屋根で、断熱性が高くありません。つまり「夏場には内部が熱くなりやすい建物」です。
スポーツクラブは本来、「運動をする場所」なので、商業施設のようにキンキンに冷房が効いている必要はありません。しかし近年は「暑い夏」が続いており、いくら運動する場所とはいえ、さすがに「暑すぎる」状態になってきました。クーラーは設定温度22度で回してはいたものの、正直、ほとんど効いていませんでした
当スポーツクラブにはシニア層の方も多くいらっしゃいます。室内の温度調節は、快適性向上のためでなく、健康面での安全確保のためにも重要です。室内の暑さ対策は急務でした。
そんな折り、知人が運営しているテニスクラブが、断熱塗装を施すことで「灼熱」状態だった室内を、「程よい温度」にすることに成功したという話を聞きました。なるほど断熱塗装という手もあるかと関心を持ちました。
その後、古くから付き合いのある会社の担当者から、「高性能の断熱塗料、トリプルコートの取り扱いを始めた」との連絡があり、興味を持って説明を聞いたところ、非常に納得のいく仕様だったので、屋根の塗り替え塗料にはトリプルコートを使うことを決めました。
ゴルフレンジ棟の内部
具体的にトリプルコートのどの点に魅力を感じたのでしょうか。
その担当者からは、「室内の温度を下げたいなら、『屋根を断熱する』のが最も費用対効果が高い」と説明がありました。
「なぜクーラーをフル回転させても棟内の温度が下がらないのか？ それは屋根から熱が絶え間なく供給されるからだ。
例えば、ヤカンをコンロにかけてお湯を沸かしたとする。コンロの火を止めないまま、ヤカンに氷を投入しても、お湯の温度はあまり下がらない。温度を下げたいならどうすればよいか。まずやるべきは『コンロの火を切る』ことだ。
これと同じく、室内の温度を下げるには、まず屋根から来る太陽熱を遮断することが重要だ。それをやらずにエアコンをフル回転しても、電気代がかかるばかりで決して涼しくはならない。
これは確かに納得できる話でした。
この他、「トリプルコートは防水塗料を兼ねられる」というのも大きな魅力でした。今回の塗り替えは「防水処置」、つまり「経年劣化で起こるであろう屋根の微細ひび、微細穴をふさいで水がしみいらないようにすること」も重要な目的だったからです。
ここで「断熱だけ」の塗料を使うと、防水塗料は別に塗らなければなりません。二度塗りすれば、当然、費用も嵩みます。この点については担当者から次のように説明がありました。
「通常の塗料は、塗ってしばらくするとパリパリに乾くものが多い。すると乾いた部分に、かさぶたが割れるようにまたヒビが入る。これでは防水にならない。
「トリプルコートは塗料の伸縮性が高いことと、ゴムのように伸び縮みすることが特徴だ。そういう「粘りけのある塗料」の方が、ヒビや穴をふさぐ力が強いし、時間が経っても割れにくい。つまり耐久性が高く、長持ちする。だから費用面でも結局トクになる。
屋根の塗り替えは10年に一度やるかやらないかのことです。同じやるなら高性能の塗料を使った方がよい。説明には十分、納得できたので、トリプルコートを使うことに決めました。
トリプルコートを塗ったあとの効果はいかがですか。
単純にいってクーラーの効きが良くなりました。
以前は設定温度22度でもお客様から「暑い」と苦情が出ていました。しかし今は26度でも何もいわれません。時には「クーラーが効きすぎて寒い」と言われるので、空調を切ることもあるほどです。
空調の使用量は従来に比べて明らかに減りました。トリプルコートの効果は確実に現れています。
トリプルコートは断熱塗料だから夏場だけに効果を発揮するのでは？
実はトリプルコートを最終的に導入した理由には夏の暑さだけじゃなくて「冬は逆に熱を逃さず暖かい」という担当者からのデータに基づく説明が文句なしの決め手になりました。
今年の猛暑でも効果を十分に実感できましたので、これから寒い季節に様変わりしますが、お客様には冬も快適に室内で運動して頂けると確信しております。
最後にひとことお願いします。
ロコスポーツ湘南は引き続き、地域の皆様の体力作り、健康作りに貢献する施設として尽力していきたいと考えています。カナオリさん、今後も高性能の断熱塗料を通じて、社会に貢献してください。この度は良い塗装をしていただき、ありがとうございました。